飯場、箱バン、プレハブ事務所
この日は午前中、現場に設置してある仮設事務所での打ち合わせでした。
仮設事務所のことを「飯場、箱バン、プレハブ事務所」などといいます。
若いスタッフはに「飯場」は意味不明だと思いますが、
昭和の高度成長時代あたりまでは、土木建築業界用語の標準語でした。
車移動が困難な時代、職人さんや監督さんは現場で泊り込みをします。
現場に仮設の小屋を建て、そこで寝起き、食事をしていました。
そのご飯を食べるところの意味で、飯場といわれたそうです。
ここの現場の人たちはみなさんいいかたで、
狭い飯場の中でもニコニコして仕事をしています。